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2018.05.20 / 加工商品

安心で美味しい果物をつくりたい。井上果樹園さんの柑橘

「食べる人が元気になれるような、

自然本来の、安心で美味しい果物をつくりたい」

 

あいにくの雨にもかかわらず、

快く果樹園を案内してくださった井上さん。

 

果樹園は、丘陵地(なだらかな起伏や

小山の続く地形)に点在しており、

移動は車。

 

後継者不足で、70代、80代、90代の方が、

まだまだ現役でやられている。

 

大変な仕事であるがゆえに、

今のままでは、

若い人達に引き継ぐことは出来ないという。

 

荒れた土地を指しながら、

ここも後継者不足で引き受けたものの、

なかなか手が回っていない状態で。と。

 

農薬を使わず、自然に優しい有機栽培。

農業に対するこだわりは、

「安心と優しさ」。

 

瀬戸内沿岸の温暖な気候と、

水はけのよい丘陵地は、

くだものを美味しく育てるのに最適とのこと。

 

色々な柑橘類を育てられている中でも、

傾斜面で育てる「温州みかん」。

 

傾斜面では水はけが良くなり、

土を乾かし気味に育てることで、

植物は時間をかけて大きくなり、

栄養が濃縮、蓄積される。

 

また、その環境だからこその

植物本来の力が働き、

糖も濃縮され、

甘く美味しいみかんが出来るという。

 

まさに自然の力。

 

苗木から数年かけての収穫。

人間の力ではどうにもできない

天候による影響。

 

イノシシやタヌキ達との

いたちごっこの戦い。

 

日々の試行錯誤の努力が、

色々な理由から実らない時があっても。

 

「食べる人が元気になれるような、

自然本来の、安心で美味しい果物をつくりたい」

 

そんな想いを胸に語られる井上さんの表情は、

とても輝いて見えた。

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