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2018.05.21 / 加工商品

高知県須崎市 吉平商店生姜シロップ「あわせしょうが」

重厚な香りと透明感のある美味しさ。

生姜の効能を凝縮した『生姜シロップ』。

 

高松市春日水神市場より、

本日のご紹介です。

 

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高知県須崎市 吉平商店

生姜シロップ「あわせしょうが」

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生姜蜜を作りたい。」

 

それが先代から引き継がれている

この商品への想いなのだと

吉平(きっぺい)商店 吉本さんは言う。

 

ハチが作る天然の蜜が蜂蜜であるならば、

生姜蜜とは、

生姜の効能と美味しさを純粋に引き出し、

糖と完全に一体化した状態を保っているもの。

 

天然には存在しないが、

生姜のもつすべての有効成分をそのままとれて、

しかも美味しいものというふうに、

私は理解している。

 

『生姜シロップ』どこも同じ。

そう思われるかもしれない。

 

吉平商店の生姜蜜への想いは

その製法にある。

 

それは決して難しいノウハウがあるわけではなく、

ただ唯一、時間と手間とコストを

惜しむことのない究極の職人仕事があるだけだ。

 

生姜は、土や異物が決して混入することのないように、

一根ごと丁寧に包丁を入れる。

 

ただし、効能のある皮目は出来るだけ残す。

 

この作業で生姜の約20%が取り除かれ、

エキスを絞る最高の原料が出来る。

 

原料はスライスしミキサーにかける。

 

成分が安定するようスピードを調整しながら

約2時間のミキシングを行い、その後、

木綿豆腐を作る布でエキスを絞る。

 

さらに、微細な生姜の繊維を取り除くために

メッシュを2回通すことで生の生姜エキスができる。

 

絞りたての生姜エキスは、

えぐみや雑味を含み荒々しさが残るので、

雑味を沈殿させるために一晩冷蔵庫で寝かす。

 

水を一切使うことのない生姜エキスは、

驚くほど濃厚でクリアな生姜の美味しさだけが

研ぎ澄まされる。

 

そして、ここから直火の釜で煮詰めていく。

 

最初から最後まで火加減を調整しながら

およそ2時間30分。

 

丁寧にアクをすくい取りながら、

艶と透明感がピークになる瞬間を待つ。

 

それは時間を掛け

砂糖と生姜が混ざり合うのではなく、

まさに一体化するのだと言う。

 

釜から出して1回漉し、

瓶に詰めるときに1回漉すことでトロリと濃厚、

透明感のある琥珀色の吉平商店の生姜シロップ

「あわせしょうが」が完成する。

 

ひと口に含むと、

爽やかで透明感のある美味しさと

重厚感のある香りに包まれる。

 

そして、体の隅々から熱が生まれてくることを

感じることができる。

 

生姜は加熱することで、

ショウガオールが生成する。

 

このショウガオールこそが、

新陳代謝を促進させ、

生理活性を高める重要な成分であるが、

生姜シロップの製法は

ショウガオールを手軽に摂取するために

まことに理にかなっている。

 

夏にはぜひ、

炭酸で割ってジンジャーエールで

生姜蜜を味わってみてもらいたい。

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