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2019.08.20 / 農作物

こんちゃん農園 近藤さんの「水主米」 ★新米★入荷しました!

先週、稲刈りを一週間後に控えた近藤さんの田んぼに行ってきた。

 

 

 

 

 

 

近藤さんは、土と水を大切にしている。

土は苗が根を張る土台。
地に足をつけ、しっかりと自立し、大地から栄養を吸い上げる。
目に見える土の構造から、見えない微生物の世界までも想像してしまう。

水は水主三山の谷から流れ出る豊富な水がある。
昼夜の寒暖を少しでも再現したくて、毎夜、冷たい水を引き入れる。
田んぼの水管理は、気の休まる暇がない大変で地味な作業。
でも、この手間が美味しい米づくりにはとても重要な作業のひとつだとじいちゃんから教わった。

そんなじいちゃんも高齢から今年は米作りから離れている。
一緒に作業してきた日々の時間はとても貴重で、かけがえのない思い出。
「今年は自分一人で作ったよ。」
じいちゃんに胸を張って言えるよう今年はさらに思いを込めた。

 

 

 

 

 

 

「足元だけではなく、しっかりと全体を見渡す。」近藤さんが大切にしている考え方。
その言葉は、米づくりだけではなく、かつての自分をも重ね合わせた人生の教訓。

じいちゃんの田んぼを引き継ぎもうすぐ15年。
毎年、米が出来る度に深まる感謝の念がある。
それは、このお米に関わるすべての人への想い。
どうか健康であってほしい。どうか美味しいと味わってほしい。
そのために自分は如何にあるべきか。

「日々努力」
田んぼを見渡しながら、最後に締めくくった近藤さんの言葉。

今年もこの米を待ってくれている人へお届けできることがうれしくてたまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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~歴史を知る。学び味わう。「水主米」~

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