column

ぷちぷちとした食感と奥深い味わいの「発芽玄米もち」
地域の繋がりで生まれた玄米もち。

米をつくる人から、米を生かす人へ。

農薬も化学肥料も一切使用しない特別な
「もち米」で搗く“おもち”は、長年、親しまれてきました。

✔米をつくる人　荒木さん・嶋村さん
田んぼの土や水の中には、沢山の生き物（微生物）がいます。
自然の豊かさとは、そこにある命の数。
植物もその生態系の中で、
生き物と共生し合いながら、強く育っていくのです。
土を大切に考える農家さんによって、田んぼが守られています。

✔米を生かす人　岩部さん
玄米を水に浸水させ2日間。
胚芽は、プックリと発芽し、新しい命が誕生します。
発芽した米を外皮ごと蒸し上げ、杵でしっかり搗いています。
発芽玄米特有の香りが漂う工房の湯気と熱気の中、
職人の細やかな加減により、
素材の旨さや食感を最大限に引き出し、仕上げています。
搗くごとに甘味が増し、杵つきならではの粘り気と、
ぷちぷちとした食感も楽しく、
命と共に育った「もち米」の旨みを存分に味わえます。

✔シンプルながら抜群の栄養価
もち米玄米の外皮、糠や胚芽には、
健康維持に必要なビタミンや、
マグネシウムなどのミネラル、
食物繊維、GABAが豊富に含まれています。
しっかり搗くことで、消化吸収の手助けにもなり、
素材の自然で優しい味わいを
満足感とともにお楽しみ頂けます。

原料となるお米の栽培の難しさから、
年々、生産量や栽培農家さんも減少傾向にあり、
農産物としての希少価値も増しています。

私たちは、この‟おもち”を通じ、
自然や田んぼを守る人のことを
より多くの方に知っていただきたく、食べていただくことで、
これからも未来に残していきたいと考えています。