
column

2024.07.13 / 農作物
森山さんの「トウモロコシ」入荷しました。
~有り難い有機栽培のトウモロコシ~
40年有機栽培でこんにゃく芋を作ってきた森山さん。
畑のある広島県府中町は、
平成26年と30年に集中豪雨によって、
甚大な被害を受けた。
その時、二回にわたり、
こんにゃくの種芋が雨で流され、失われてしまった。
森山さんが育てているのは、
日本古来の在来種「和玉」と呼ばれるこんにゃく芋。
「こんにゃくは、育てるのに3年かかる。」
だから、3年間育ててきたものを2回に渡り失った時は、
心が折れそうになったという。
それでも、続けてこられたのは、
お世話になった人への感謝の気持ち。
何度も苦難に立ち向かい、乗り越えてきた森山さん。
今年40年続けてきたこんにゃく芋の栽培を
大幅に縮小する苦渋の決断をした。
そして今、栽培品目を増やし、
農業経営の再建を目指し、
新しい一歩を歩みだそうとしておられる。
3年掛かるこんにゃく芋を考えたら、
米は一年に一回、野菜は何度も挑戦できるから
有り難いという。
苦労と感謝から生まれたその言葉に、
森山さんと出会い、森山さんの野菜をお届けできることに
有り難さと感謝を感じずにはいられない。
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森山さんの「トウモロコシ」入荷しました。