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2023.03.07 / 加工商品
農薬不使用*果実の皮まで愛おしい「土佐文旦」本日初入荷!
たくさんの積み重ねと高知の清流仁淀川の恵み。
果実の皮まで愛しい。
貴重な「土佐文旦」3/7(火)本日入荷しました!
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仁淀川を街の中心に位置する 高知県高岡郡越知町
岡林農園さんを訪問しました。
30年以上も前から、
農薬を使わずに果樹を育て、
地域に根付いた栽培方法に取り組んでおられます。
「地域に生かされ、30年続けること。
とても過酷な道でした。」
夏の暑い日。除草剤に頼らず一日中草を刈り、
一枝ごとに、木の成長を妨げる害虫の駆除を行います。
『慣れないうちは夢でうなされていた』そうです。
例え、今年は実をつけない事が分かっている木にも、
その成長に寄り添うように、
同じ手間をかけ続けてきました。
そうして、積み重ねられた「こと」で立派な木となり、
年月を重ねる事で、さらに木そのものが
強くなってきていることを感じるとのこと。
ここ数年は、
花が実になる前に落ちてしまうという
予想していなかった現象に見舞われたり、
積雪で収穫できない可能性があったりなど
気象の影響も受けやすく。
しかし、仁淀川沿いに圃場があるおかげで、
川からの霧が“水暖房”の役割をし、
雪解けを助け、なんとか収穫することができたそうです。
実も。皮も。
安心して食べてもらえる果実でつくった
「ドリンク」「ジャム」も入荷しています。
「ドリンク」は、シンプルで、まっすぐ。
ゆず・文旦・小夏のそれぞれに、
程よく爽やかな甘味と個性のある苦みや酸味、
すっきりとした味わいあり。
ぜひ、飲み比べていただきたい。
皮と果汁。
農薬不使用の果実そのままをまるごと詰め込んだ
「ジャム」もおすすめ。
ただ熱心に。丁寧に。
だからこそ、果実の実りはひとしおの想い。
果実の皮まで愛しい。