column
2018.10.01 / その他
SDGs目標!ってなんのこと?
*SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。
2015年 国連サミットで採択され、
2030年までに「地球に住むすべての人で達成しよう!」と、
掲げた目標のこと。
最近、メディアでもよく耳にするようになってきました。
でも。
「何だかちょっと難しそう。」
「お醤油を出発点に」というタイトルに、
興味を抱いての参加。でした。
今夏のこと。
農と生きもの研究所 谷川徹さんと
「夏休み自由研究プロジェクト」を企画しました。
その趣旨は自分なりに理解した。
(*当ページに記録有)。つもりでしたが・・・。
今回のセミナーに参加することで、
谷川さんの活動そのものが、
しっかりと見えてきました。
私たちの消費行動が、
この先の未来にどう影響していくのか、
地域の課題や歴史の紐を解くことによって、
自然と人との関係性を深く学ぶ機会となり。
この夏過ごしたあの数時間は、
ひとつの「点」であったのだと、
意識が変わりました。
興味深い小豆島の歴史。
そのひとつひとつ解き進んでいった話の先に。
「もしかしたら、小豆島の人たちは、
戦略的に❝情報❞を重要視していたのでは?」
という考えに辿りつきました。
田舎に足らないものって何なのか。
人・お金・そして・・・。
情報を主体的に仕掛ける人。
その情報の運搬に優れている歴史的文化は、
今もなお、脈々と受け継がれることなど。
また、視点を変えて。
異常気象などの社会問題は、
今や世界中が共有すべき事であり。
更には、自然環境の「為に」と、
良かれと思ってやっているその行動が、
実は、真逆で。
とんでもない環境を生み出していることや。
もはや「他人ごとではない」
環境問題を始めとする様々な危機についても
考え改めました。
そこで。
冒頭で触れたSDGs目標を利用し、
異業種の方々と「どんな活動をしているか」
「これからどんな目標を掲げていくのか」
などを話し合うディスカッションへ。
ちなみに。
『春日水神市場』をSDGs目標に当てはめると、
『17.パートナーシップで目標を達成しよう』
となりました。
資料:ウエディングケーキ型の真ん中の軸。
全体を貫く線の部分なのだそうです。
地産地消。
生産者。
自然と人の関係性。
パートナーシップで成り立つ私たちの事業。
進んでいく方向性をも、
今一度しっかりと認識できました。
小売業として、
取り扱うそのひとつひとつに
信念を持ち続けること。
安さや利便性だけではなく、
商品の背景や作り手の方々のことを知り、
提供するものを厳選する。
それを、
お客様に伝えていく。
消費を通して、暮らしのご提案ができるよう、
私たち春日水神市場が、
お客様や生産者の皆さんにとって、
良きパートナーとして在り続けられるように。
持続可能な消費・生産を
さまざまな方々と共に考えていきたいと思います。
私たちは、互いに繋がっています。
✦農と生きもの研究所
https://noutoikimono.com