コラム
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2018.04.29 / 農作物

レンゲの花咲く四季菜園嶋村さんの米

父さんが慣行栽培で作っていたのを引き継いだ田んぼ。
就農した時に有機栽培で作ることは決めていた。

コシヒカリは肥料が多いと、背丈が伸びて台風などで倒れやすくなる。

台風被害を避けるために4月に田植えをして、
8月に収穫する栽培地域もあるが、あえて寒暖差のある時期に収穫することで
よりお米が美味しくなると、6月に田植え、9月下旬収穫にこだわる。

お米は肥料が多いほど粒が大きくなるが、肥料が多すぎると旨味がなくなる。

そこで、1年目に使った有機堆肥も、2年目からは一切使わない自然栽培に切り替えた。

お米の収穫が終わった10月に耕運し、11月にレンゲの種を蒔く。

春にレンゲが咲く。
レンゲは豆科で空気中の窒素を貯める力があるので、4月に伸びたレンゲをすきこむことで自然の肥料となる。

この作り方を7年続けている。

除草剤も使わないが、草の対策はどうしているのか?

田植え前に水を入れ代掻きをする。
すると土がトロトロ層になる。

そこをカブトエビなどの生き物が泳ぐことで土が回って濁った状態になるので、
太陽の光が緩やかに遮断され雑草の種が発芽しにくいのだという。

植物とそこに住む生き物とが互いに、無理なく調和している環境をつくっている。

慣行栽培と比べて収穫量はどうしても少なくなるが、
6割は確保できるよう、栽培努力をしている。

自然栽培を理由に価格を上げることはできるだけしたくない。

自然栽培であり、かつ美味しいお米を提供する為に、これからも勉強を続けていく。


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