column
2024.05.17 / 農作物
沖縄県西表島の『ピーチパイン』入荷しました!
「こんなに美味しいパイン、食べたことがない!」
西表島を訪れ初めて食べた『ピーチパイン』の美味しさに、
衝撃を受けたあの日の、あの味を、忘れられず。
と、平井 伯享(ひらい のりゆき)さん。
<おなじ感動を全国へ広げたい>との想いから、
結婚を機に脱サラし、奥さまの地元 西表島へ移住。
現在の農園主となりました。
大自然の恩恵を受ける西表島だからこそ
うまれる美味しいパイナップル。
しかし、自然にのみに任せるだけではありません。
平井さんは、究極のおいしさを求めて経験、
感覚にデータ収集、分析という科学を導入し、
将来を見据え、独自の栽培に力を注がれています。
★1cmのズレもない植え付け
パインの畑は広大。
普通トラクターで行われる苗の植え付けも、全てが手植え。
苗と苗の間隔が近すぎると、葉が重なり光合成ができなくなり、
根が重なっては栄養分を取られてしまいます。
手植えだと1cmのズレもなく、どのパインにも日光や栄養分を行き渡らせることができる。
パインにとって最適な間隔を調べるために、毎年少しずつ間隔をずらしてテストしています。
★一年中、地道に行う草取り
パインの栽培が大変と言われる理由の一つ。
最適な環境を作るため、1年中、雑草が生えてきたらすぐに取る。
とてつもない時間を要しますが、
土がかき混ぜられて、土壌の微生物が活性化し、
土が元気になるという素敵なことも起こるのです。
★その日のピークの果実のみ収穫
パイナップルは、ほとんど追熟せず、
収穫後時間が経過すると酸味が強くなる傾向にあります。
そのため一番瑞々しいタイミングで収穫するのが、
職人の腕の見せ所。
毎日その日一番の、美味しい色を確認し、
収穫前に畑のパインを食べて、味も確認。
果実によって異なる熟し方。
商品到着後、すぐにおいしく食べてもらいたくて、
ベストな時期のパインのみを、1個1個、カマで刈り取っています。
*
西表島で農業を始めた時から今までずっと、
西表島の人たちが、損得抜きで技術を教えてくれたり、
応援や協力をしてくれたそう。
感謝の気持ちと、平井さんの人となり。
「初めて食べた時の感動を、伝えずにはいられなくて。」
平井さんのその想い乗せられて、
今年もまた、この『ピーチパイン』が
西表島からはるばる四国までやってきました。
毎年、初めて食べたときの「美味しい!」の
感動を思い出し、私も、伝えずにはいられなくて、
必ず手にするフルーツとなりました。
感動するほど美味しいフルーツを食べると、
自然と笑顔になりますね。
手から手へ。
特別な果物「ピーチパイン」いかがですか。