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2024.08.10 / 農作物
生物多様性の調査✤荒木さんの田んぼは、どれほど命を育んでいるのか。
荒木さんの田んぼは、どれほど命を育んでいるのか。
生物多様性の調査を行いました。
スペシャリストである国立研究開発法人 農研機構 楠本さん、高橋さん、若林さんとともに生物多様性調査を実施しました。
【調査マニュアル】
【見つかった指標生物】
昆虫:アシナガグモ、アジアイトトンボ、アキアカネ
植物:ヨモギ、ウキクサ
鳥類:シラサギ
これらの指標生物の存在は、農薬、除草剤を使用していない証であり、また、関連する生き物の多さを証明しています。
調査時期としては、水田の中干し直後のタイミングで最適とは言えませんでしたが、結果は最高評価をとるほどの多様性がみられました。
つまり、農薬や化学肥料を使用しない荒木さんの田んぼは、食の安心・安全だけではなく減りゆく生き物たちの住処を作っているという証明となります。
そして、今回の取組の目的は、オーガニック農業が、自然環境を回復させる取り組みであるということを発信し、環境を守ることを目的としてオーガニック製品の購買につなげ、豊かな環境づくりに貢献していくことです。